金融・市場系

部門紹介

当部門は、グローバルな組織力を背景に、経験豊富なエキスパートを揃え、世界中のプロジェクト事例に基づいた、実践的なサービスを提供することで、日本のお客様から大きな信頼を獲得しています。  

少子高齢化社会の進展に伴い、経済規模が縮小する一方で、Big Techやスタートアップなど、異業種から銀行業への参入が増加し、競争は激しくなる傍らで、必須の規制対応を迫られ、息をつく暇もない状況です。
当部門では、こうしたマーケットの変化を捉えつつ、デジタル戦略の策定から、パッケージ製品を中心としたソリューションの選定・導入・保守・オフショアリングに至るまで、銀行および市場系業務および規制対応における課題に伴走して対応し、ご支援してまいります。 

サービスを通じて、銀行業界のデジタル戦略、市場系システム導入を支援

銀行業界向けデジタル戦略策定支援サービス
異業種からの銀行ビジネスへの参入に伴い、破壊的なマーケットの変化が起きています。従来のビジネスの延長としてCXを抜本的に強化して対応するのか、または従来のビジネスの延長線上にはないことを明確にするために別ブランドを立ち上げるのか、対象マーケットは国内か海外か、デジタル化の推進には経営レベルの意思決定が不可欠となっています。 
一方で、デジタル化の推進には、全く新しいテクノロジーに対する正しい理解が極めて重要です。 
 当部門では、戦略策定から、ソリューションの選定、導入、保守、運用に至るまで、ワンストップでお客様をご支援いたします。
<主なプロジェクト例> 
●デジタルブランド戦略の立案支援 
●オペレーションモデルの策定支援 
●目的達成に向けたロードマップ作成 
●全体計画策定、実行支援 


コアバンキングソリューション導入サービス
Temenosをはじめ、多くの主要なコアバンキングソリューションプロバイダーとグローバルで強固なアライアンス関係を築いています。 
―デジタル時代においてコアバンキングにどのような役割があるのか?― デジタルというとUI/UXの話になりがちですが、見た目の話ではなく、マイクロサービス化やデータの利活用など高度な戦略を取り入れるためには、コアバンキングのモダナイゼーションによる対応が不可欠です。むしろ、本当の差別化はコアバンキングにこそあると言っても過言ではありません。コアバンキングの更改などは通常、人生で何度も経験することではなく、誰でも慎重になるものです。  
当社には、全世界に数千名のコアバンキング導入の専門家が在籍しており、世界中のお客様へサービスを提供するため、日々導入経験を積んでおります。その経験をアクセラレーターとして蓄積し、より効率的なサービスのご提供に活かしています。  
<主なプロジェクト例> 
●将来的な経営戦略と現行システムアーキテクチャの評価 
●課題識別と解決策の検討 
●ソリューション選定、導入、テスト、運用 
●保守・運用のオフショアリング 
 

決済システムのデジタルトランスフォーメーション
SWIFTのISO20022対応をきっかけに、決済システムが機動的かつ柔軟であることが浮き彫りとなりました。欧州・米州で先行している施策に従事した専門家とコラボレーションしながら、日本のお客様に付加価値のあるサービスを提供しております。  
<主なプロジェクト例> 
●XML化以降のビジネスを見据えたクロスボーダー決済のISO20022対応支援 
●決済パッケージシステム導入の計画策定、導入、テスト、運用、保守 
●システム更改プログラムのビジネスユーザー支援 


AMLオペレーションの高度化
各国当局の規制に基づき、多くの金融機関はこの数年間、AML領域に大幅な投資を行ってきました。それは、多くの成果を上げる一方、フォールスポジティブの解消など、大規模なオペレーション負荷を生むことにもなりました。  
当社は、AIを駆使したソリューションを利用することによりAMLオペレーションの自動化を推進いたします。また当局から要請されるリスク評価書のレビューからAMLオペレーションの改革支援など、国内外のAML/KYCに通じたプロフェッショナルによるサービスを提供しています。  
<主なプロジェクト例> 
●次世代AMLソリューション選定支援、POC実行 
●AML・KYCソリューション導入推進 
●AMLオペレーション改革計画支援 & ビジネスオペレーション実行 


トレードファイナンスなど、コーポレートバンキングビジネスにおける業務効率化
トレードファイナンスは、従来からさまざまな対応が行われてきたものの、専門性を問われるため、なかなかオペレーションコストが最適化されない領域の一つです。  
当社は、計画立案だけでなく、オフショアにてトレードファイナンスBPOを実践している、数少ないコンサルティング会社の一つです。業務効率化にあたっては、現行プロセスの評価と課題の抽出から、ターゲットオペレーティングモデルの策定、ギャップ解消の検討(BPR、RPAやAIの導入)、サービスモデルの策定と実行計画の立案まで、一貫したサービス提供が可能です。  
<主なプロジェクト例> 
●海外支店貿易金融オペレーションの統一化と集中化分析支援 
●オペレーションコストのASIS分析とTOBEモデル検討支援 
●オフショア・オペレーションセンターの立ち上げ支援 


グローバルIT Right Shore® サービス
ITコストは、特に規制業種である銀行においては、リスク管理高度化のもとに、年々増加するばかりです。過去には、オフショアベンダーとの契約に基づき、保守業務をすべてオフショアのアウトソーシング企業へ外注するなど、意欲的な試みが行われましたが、コストだけでなく、品質を含めた成果が必ずしも満足のいくものではありませんでした。昨今では、オフショアの活用意欲は、以前よりも後退しているように思えます。そこには、マザーマーケットが英語圏ではないという特殊性が大きく影響していると考えます。  
当社は、マザーマーケットが英語圏ではない(フランス語圏)ことから、同じような課題に直面するとともに、自国内におけるお客様もフランス語圏であるという、日本と同じような状況にありました。そこで、タスクに応じて、On Shore、Near Shore、Off Shoreを使い分けて、最適な組織体制を構築するRight Shore®というモデルを開発しました。このモデルを日本のようなマザーマーケットが英語圏ではないお客様へも導入することよって、品質を保ちながら、ITコストの最適化をご支援します。  
<主なプロジェクト例> 
●キャプティブ・アウトソース分析支援 
●ITオフショア最適国・地域選定支援 
●インド開発拠点設立支援 


市場系ソリューション導入サービス
Murex MX.3をはじめとした、多くの市場系ソリューションプロバイダーとグローバルの強固なアライアンス関係を築いています。バーゼル規制をはじめとした各種リスク管理への対応、プレトレードの強化など、昨今の市場系業務における課題について、最適なソリューションを選定、課題解決を提供します。  
市場系システムは、数十年前に、スクラッチ開発されたシステムを長年保守メンテナンスして活用してきているケースがあります。しかし、時間の経過とともにシステムが複雑化、また、当該プラットフォームに対するエンジニアの確保も難しくなる中で、メンテナンス期限のリスクが高まり、保守コストは上昇を続けています。このような状況に対する抜本的な対策として、市場系システムのコアアーキテクチャをパッケージソリューションで置き換えていく手法が考えられます。  
<主なプロジェクト例> 
●市場系ソリューションアーキテクチャ再構築 
●市場系ソリューション新規導入、保守、アップグレードおよびクラウド移行 
●バーゼル規制関連対応 
●店頭デリバティブ取引報告対応 
●ユーロ円TIBOR公表停止対応 


ソートリーダーシップ

2024年のペイメント業界における企業変革の課題と予測に焦点を当て、戦略的な洞察と事例を提供します。

世界の非現金取引額は2027年までに2兆3,000億ドルに達し、新しい決済手段が取引全体の約30%を占めるようになるでしょう。効率的なキャッシュ・マネジメント・サービスの構築に役立つ知見をご紹介します。

フィンテックサミット2024特集:デジタル決済が切り開く便利で安心な未来

2024年4月に「日経BizGate」に掲載

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